韓国映画『ベイビー・ブローカー』キャストexやネタバレあらすじをご紹介！

是枝裕和監督＆俳優ソン・ガンホのタックで話題になった『ベイビー・ブローカー』

第75回カンヌ国際映画祭では、主演のソン・ガンホが韓国人俳優初となる最優秀男優賞を受賞🎉

ブローカーのサンヒョン、子を捨てた母親ソヨン、児童養護施設で育ったドンスが出会い、どのような交わり方をしていくのか？

ぜひ出演者の渾身の演技にご注目ください🙋

豪華なカメオ出演も楽しみながらご鑑賞ください😍

韓国映画『ベイビー・ブローカー』

あらすじ、キャスト、ネタバレなど書いていきます😍

あらすじ

古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン（ソン・ガンホ）と、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス（カン・ドンウォン）。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン（イ・ジウン）が〈赤ちゃんポスト〉に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジン（ぺ・ドゥナ）と後輩のイ刑事（イ・ジュヨン）は、是が非でも現行犯で逮捕しようと、静かに後を追っていくが…。

引用元：ベイビー・ブローカー 公式ホームページ

作品情報

• 監督：是枝裕和
• 脚本：是枝裕和
• 編集：是枝裕和
• 制作会社：ZIP CINEMA
• 公開：2022年6月24日（日本）　※韓国は2022年6月8日
• 上映時間：129分

キャストex

ハ・サンヒョン （ソン・ガンホ）	ベイビー・ボックスに入った赤ん坊の新しい両親を探し、 特別な取引をする自称善意のブローカー。 「サンヒョン」は愛称で、本名は別にある。 離婚歴があり、元妻と娘がソウルに住む。 ソウルに赴いた折に娘と会うが、 関わりを持ちたくないという再婚した元妻からの言葉を伝えられる。
ムン・ソヨン （イ・ジウン、IU）	イビー・ボックスに置かれた赤ちゃんの母親。 予期せずサンヒョンとドンスの旅路に合流する。 身寄りのない子を集める女性の元で暮らし、売春をおこなっていた。 自称では麗水の出身。作中では最初「ソナ」という偽名を名乗っていた。
ユン・ドンス （カン・ドンウォン）	サンヒョンのパートナー。ブローカー。 教会に勤め、乳児の横流しを手伝っていた。養護施設出身で自身も捨て子だった。
アン・スジン （ペ・ドゥナ）	ブローカーの旅路を執拗に追いかける刑事。 髪はショートカット。 「子を捨てた母」に対して不快な感情を隠さない。
イ刑事 （イ・ジュヨン）	スジンと共にブローカーを追いかける後輩。 スジンが執拗に「現場摘発」を望むことを、 自分たちが一番斡旋を望んでいるのかもしれないと評する。

出演者情報

【ハ・サンヒョン役】ソン・ガンホ

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主な出演作品

【ムン・ソヨン役】イ・ジウン（IU)

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【ユン・ドンス役】カン・ドンウォン

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【アン・スジン役】ペ・ドゥナ

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【イ刑事】イ・ジュヨン

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カメオ出演

韓国映画『ベイビーブローカー』ネタバレ

ベイビーボックス

ある日、赤ちゃんポストの前に我が子（ウソン）を捨ててしまった母ソヨン。

そしてその姿をひっそりと見るアン・スジン刑事とイ刑事。

迎えに来ると書かれた手紙とともに赤ちゃんを保護したサンヒョン。

ブローカーとして、経験がある彼は、本当に迎えに来る人なんて40人いたとしても1人しか来ない。そう考えていた。

ところがソヨンは、言葉通りウソンを迎えに来ていた。

ベイビーボックスの子が保護されている場所へ行っても、ウソンは見つからない…

サンヒョンの居場所を突き止め、ウソンを見つけたソヨン。

警察に通報しようとしていたソヨンに、「養護施設の孤児より温かい家庭で育つ方が赤ちゃんにとって良い」

そう言ってサンヒョンは、養子縁組を勧める。

養子縁組の良いところはうまくいけば謝礼が出るところ。

1000万ウォンがソヨンと仲介するサンヒョン達に入るという話だった。

養父母探しの旅へ

いざ、養父母探しの旅へ出発するサンヒョン、ドンス、ソヨン。

そして、尾行する刑事たち。

神妙な面持ちで養父母候補の”お客様”に対面するも、ウソンの顔にケチをつけたり、値切られたり…。

ソヨンは許せず、暴言を吐いてしまい、取引はなかったことに。

必ず迎えに来ると手紙を残し、我が子を捨てたけど迎えに来た母親ソヨンと、

迎えに来るとてがみがあったにも関わらず、迎えに来なかった児童養護施設出身のドンス。

お互いの気持ちが理解できず、言い争いに。

次は、刑事がセッティングした偽の養子縁組希望者と会うことになったソヨンたち。

しかし、あっさり本心で養子縁組を希望していない人たちであることを見破ってしまい、こちらから願い下げ。

また新しい”お客様”が現れた。

だがウソンは体調を崩してしまう…

機転を利かせてすぐに病院へ行ったことで、大事に至らずホッとしたソヨン。

一方で、ウヨンの父親の妻（不倫の上、妊娠）がウソンを探し始める…

ウヨンの父親は少し前に亡くなっていた‥。

刑事とソヨン

相変わらず、サンヒョンやドンスと暮らすソヨン。

ある日、刑事から接触されたソヨンは生い立ちについて聞かれる。

そして、その場にいた刑事スジンもまた、執拗にソヨンへそもそもなぜ出産したのかを問いただす。

すると、「産んで捨てるより、産む前に殺す方が罪は軽いの？」と答えるソヨン。

我が子を一度捨てたソヨンだが、ウヨンのことになると必死だった。

ソヨンの暴露

次は、3000万ウォン出しても良いと言ってきた”お客様”にあうことに。

しかし、直前になってソヨンは、母親である自分が人殺しであることを暴露。

ウヨンの父親が「生まれてこなければよかった」と言いながらウヨンの事を奪おうとしたことがきっかけだという。

それを聞いたサンヒョンとドンスは「今回はお金ではなく、ソヨンが納得する相手（養父母）を見つよう」と約束する。

養子縁組を希望する夫婦に会いに行く途中、

サンヒョンは「本当に子を迎えに来るつもりだったのか？」と尋ねると、

「わからない。でも私たちがもう少し早く出会っていれば捨てなくて済んだかも」そう答えるソヨン。

ソヨンの気持ちは、サンヒョンらと過ごす中で少なからず変わってきていた。

お客様との対面

お客様と対面。早速授乳しても良いですか？という女性の問いかけに、

ウヨンを取られる喪失感で呆然とするソヨン。

実施と育てたい養父母は「もう二度と実母には合わせられない」という条件を突き付けてきた。

それに対し、

「養子に出すことをやめてもいいよ？俺たちがみんなで育ててもいい。ウヨンの父親になるよ。」と提案するドンス。

「普通はプロポーズの言葉だけど。」

と言いながら嬉しそうなソヨン。

そして今までの後悔を口にし、涙があふれる…

ドンスもそんなソヨンの姿を見てホッとする。

「自分を捨てなくてはいけない理由があったんだろう…」と。

刑事の葛藤

検挙するために、赤ちゃんを売る瞬間を待ちわびている刑事らは、自分たちの方がブローカーかも…と思うように。

そして刑事は、「ウソンは売りに行かず、自首して。傷害致死ならうまくいけば3年で仮釈放できる。その方がウヨンと一緒に暮らせる。」そうソヨンに提案した。

それでもまだ、「捨てられたんじゃなく守られたのよ」そう言いながら育てるという養父母の元へ行く方がウヨンにとって良い。

私みたいにならず済む…そう考えていた。

ブローカーたちの行く末

翌日、養父母たちと再度対面。

実母と会わせないと言ったことを撤回してくれた。

しかし、そんな時警察が入ってきて、ドンスは人身売買の容疑で現行犯逮捕されてしまう。

ウヨンもまた、警察に引き渡された。

一方のソヨンは、警察の言われた通りすでに自首。

サンヒョンは、繋がりがあった暴力団組員を殺害し逃亡…？行方不明になっていた。

3年後

ウソンは、この3年間刑事のスジンが面倒を見ていた。

また、ソヨンが望んでいたユン夫婦（養父母の候補だった夫婦）も執行猶予中で養父母にはなれないが、

たまに遊んでくれていた。

一方出所したソヨンは、ガソリンスタンドで働き、生計を立てていた。

スジンから指定された場所で、久しぶりにウヨンらと再会するために心を躍らせながら、

走って待ち合わせへと向かう…？✨

韓国映画『ベイビー・ブローカー』感想・まとめ

公開された当初から観たかった作品👏

U-NEXTで公開から5カ月も経たないうちに観れるなんて、感謝でしかありません🙋

そして、期待を裏切らない最高の作品でした✨✨✨

演技で心情に訴えかける素敵な構造だからこそ、一つ一つのセリフに重みがあって、特にソヨンが放つ言葉にはすごく考えさせられました😭

我が子を捨てた母親ソヨンと、捨てられたまま傷を抱えていたドンスが一緒に過ごすことで芽生えるお互いへの理解を双方の側から、わかりやすく描かれていてよかったです💕

ドンスが容疑者がテレビに映るときのモザイクの真似を手でしているふりをして、本当はソヨンの涙を隠してあげる姿、よかったなぁ~😍✨

やはり映画界には外せないソン・ガンホ主演映画は外せませんね！！！🙋

ぜひ、ご覧くださいね~~💕