キム・スヒョン×キム・ジウォンが主演の超大作韓国ドラマ『涙の女王』!
Netflix独占配信の作品となっていますが、全人類に見てほしい究極のラブストーリーです。
なんて言っても、tvN歴代1位(24.8%)の視聴率をたたき出しましたからね!
注目度の高さがわかります。
終了後は、舌戦が繰り広げられていますが、個人的に久しぶりに涙を流した作品。
今やロスになるほどハマりました!
さてさて、前置きが長くなりましたが、今回は、そんな『涙の女王』のネタバレをtvNの画像と共に、わかりやすくご紹介していきます!
韓国ドラマ『涙の女王』
あらすじ
結婚生活の危機を迎えていたデパートの女王とスーパーマーケットの王子。そんなふたりの間に、奇跡のように再び愛が芽生え始めて…。
引用元:Netflix
作品情報
- 原題:눈물의여왕
- 英題:Queen of Tears
- 放送局:tvN
- 放送期間:2024年3月9日~2024年4月28日
- 撮影期間:2023年4月3日~2024年2月27日
- 話数:16話
- 演出:チャン・ヨンウ
- 脚本:パク・ジウン
- 主演キャスト:キム・スヒョン、キム・ジウォン、パク・ソンフン、クァク・ドンヨン 他
- 最高視聴率:24.8%
韓国ドラマ『涙の女王』キャストex
ペク・ヒョヌ (キム・スヒョン) | 35歳 / クイーンズグループ法務理事 / クイーンズ百貨店法務チーム長 / へインの夫 ソウル大学法学部を卒業した弁護士。 頭脳明晰で、財閥というよりは財閥っぽいビジュアル。 最高級のハンドメイドの靴を履き、マンションが買えるほどの高級腕時計を身に着けている。 会社のロビーを歩き回ると、まるでマンハッタンのアッパーイーストから飛んできたかのよう。 ある時、ヒョヌはへインが自分の事を愛していると信じて結婚した。 でも3年後、彼は離婚を夢見ていた。切実に。 |
ホン・へイン (キム・ジウォン) | 34歳 / クイーンズ百貨店社長 / ヒョヌの妻 スクワットをするとき以外は、膝を曲げることなく生きてきた傲慢な女王。 他人に命令するためだけに唇をつけているような絶対的君主。 そして今までの人生うまくいかなかったことがない。 そんな彼女の目標は、1兆クラブに入会すること! しかし、順風満帆だったある日、彼女は稲妻が走るような衝撃的な真実を知らされることになってしまう。 |
ユン・ウンソン (パク・ソンフン) | 34歳 / M&A専門家 / へインの大学の同級生 ウォール街のアナリストからM&Aの専門家に転身。 投資が得意な人や、うまくいかない投資をしている人の間では有名です。 ウンソンと食事をするためにニューヨークに飛んだ人もいたし、多額のお金を払って投資情報を掘り起こして作った社交会のセミナーに招待したいという人もいた。 多くの人が彼について知りたがっていましたが、彼が結婚していたかどうか、今のお金はいくらあるのか、なぜ時々韓国に行ったり来たりするのかなど、彼の私生活については何も知られていまない。 |
ホン・スチョル (クァク・ドンヨン) | 33歳 / へインの弟 / クイーンズグループ専務理事 / クイーンズマート代表 / ダヘの夫 子供の頃から、とてつもなく天才的な姉に踏みつけられそうになりながら育った。 大人になっても、お姉ちゃんと目を合わせると、理由もなく怒られている。 幸いなことに、スチョルは理想の女性を見つけ、他の誰よりも幸せな結婚生活を送っていることを誇りに思っている。 |
チョン・ダヘ (イ・ジュビン) | 31歳 / スチョルの妻 美しい島から飛び出してきたかのような上品で贅沢なビジュアル。 スチョルの馬鹿げた冗談に笑って笑い、早朝の朝食の時も誰よりも完璧に着飾って一番に姿を現し、義祖父のホン会長を喜ばせる。 礼儀正しく、時事問題に長けており、若い人がどうしてそんなことを知っているのかと思わせるような問題にも精通している。 |
ホン・マンデ (キム・ガプス) | 80歳 / へインの祖父 / クイーンズグループ会長 欲望の化身。 お金さえあれば、幽霊でも石臼を挽くことができると思っている。 その素朴で確固たる信念のもと、今日のクイーンズグループを作り上げた。 年をとればとるほど、疑心暗鬼になり、人を信用しなくなる。 子供や孫よりも彼女を信頼しているのは、30年間戸籍に載っていないスリ。 |
モ・スリ (イ・ミスク) | 65歳 / マンデの同居人 30年間、マンデと暮らしている同居人。 ここ数年、正式な結婚などを求めたことは一度もない。 几帳面なホン会長でさえ、スリが過去30年間に示してきた誠実さを信じずにはいられなかった。 ホン会長の死後のことを考えて、戸籍に入ることを提案されたこともあったが、「戸籍に興味がない…」と100%誠実に答えた。 |
ホン・ボムジュン (チョン・ジニョン) | 57歳 / へインとスチョルの父 / クイーンズグループ副会長 財閥の息子として生まれたが、基本的には喧嘩を好まず、権力への欲望もあまりなかったため、 家庭を築いてからは非常に忠実な家庭人となった。 ボムジュは子供たち、特にヘインに強い愛着を持っています。 |
キム・ソンファ (ナ・ヨンヒ) | 56歳 / へインとスチョルの母 / クイーンズ百貨店VVIPクラブ運営 ヘインの結婚話が出ると、背中が痛くて仕方ない。 その問題のせいで、それまでも特に良好でなかったヘインとの関係はすっかり悪化。 息子のスチョルへのえこひいきは悪化するばかり。 義父にスチョルが叱られる度に、すべてはへインのせいだと思っている。 |
ホン・ボムジャ (キム・ジョンナン) | 53歳 / へインの叔母 / ボムジュの妹 いつも取ら柄の服を着て現れるボムジャは、ホン会長の末娘。 そしてモ・スリの天敵。 まだ若かった母が亡くなったのは、全てモ・スリのせいだと思って、根強く憎んでいる。 当然、父であるホン会長とも仲が良いはずがない。 父に続いて、元夫たちまでそういう姿を見ていたら、愛はないし、結婚はクレイジーだと悟った。 |
ホン・ゴヌ (ク・シウ) | 1歳 / スチョルとダヘの息子 |
ペク・ドゥグァン (チョン・ペス) | 60歳 / ヒョヌの父 / ヨンドゥリ村の里長 ヒョヌがクイーンズの義理の息子になった後、公民館の修繕や子供のための奨学金など、 さまざまな方法で村に利益をもたらした功績が認められ、里長に昇進。 どこへ行っても立ち上がって拍手をして迎えてもらい、とても嬉しくて幸せな気分。 |
チョン・ボンエ (ファン・ヨンヒ) | 61歳 / ヒョヌの母 / ヨンドゥリスーパーのオーナー / 村一番の農家 ドゥグァンと結婚して以来、この町を離れて暮らしたことがない。 お店のことだけじゃなくて、田んぼの仕事、畑の仕事、果樹園の仕事、家事まで全部を担う。 ただ、彼女にとってはそれが楽。 |
ペク・ヒョンテ (キム・ドヒョン) | 37歳 / ヒョヌの兄 / クイーンズボクシング体育館の館長 元ボクシング選手。全国大会銅メダリスト。 現在、両親の家で一緒に暮らしている。 |
ペク・ミソン (チャン・ユンジュ) | 40歳 / ヒョヌの姉 / クイーンズヘアサロン院長 年下の夫は7歳の息子と一緒にサンフランシスコで博士号取得を目指している為、 ミソンは美容院を経営し、夫と息子の留学費用を負担している。 |
ペク・ホヨル (キム・ドンハ) | 8歳 / ヒョンテの息子 将来の夢はビルのオーナーになること。 |
ヨンソン (キム・ヨンミン) | ヨンドゥリ村のオ・ウンヨンのような存在。 最近に珍しい無欲な人で、食べるために精一杯働き、余暇は読みたい本を読んだり、聴きたい音楽を聴いたりして過ごしている。 |
チュンシク (パク・ジョンピョ) | ガンミの夫 ドゥグァンの政治的右腕であると主張し、ヨンドゥリスーパーで無料のマッコリを食べたり、低価格で商品を購入したりするなどの恩恵を受けている。 |
パク・ソクフン (シム・ウソン) | ヨンドゥリ青年会長で、ドゥグァンのライバル |
ガンミ (パク・ソンヨン) | チュンシクの妻 ミソンの美容室の常連。情報通。 |
パンシル (イ・スジ) | ミソンの美容室の常連 ヒョヌの幼いころの教会のお姉さん。 自分がヒョヌの初恋だと固く信じている。 |
ヒョンジョン (イ・ジヘ) | ミソンの美容室の常連 |
グレイス・コ (キム・ジュリョン) | クイーンズグループ秘書 時代遅れのマダム。 クイーンズの人々は皆、彼女を非公式の肩書きで呼んでいる。 クイーンズ・ストリートの真ん中にとぐろを巻いた小さな毒蛇のように、不可解なほど怪しい。 |
ナ秘書 (ユン・ボミ) | へインの秘書 結婚して3年目のワーキングママとして、結婚や人生についてヘインに共感することもある。 |
キム・ヤンギ (ムン・テユ) | ヒョヌの大学同期 / 離婚専門弁護士 ヒョヌが唯一、何でも打ち明けられる友人。 |
ヒョヌ秘書 | ヒョヌの秘書 |
※出演者プロフィールは こちら
韓国ドラマ『涙の女王』ネタバレ
ヒョヌとへインの出会い
新入社員のヒョヌは、当時”実習生”としてやってきていたへインのコピー機の取り扱いを見て、「不器用だ」となんだか気になるように…。
そんな2人だが、やがて恋心を抱き、ヒョヌは告白。
しかし、告白した後にへインの正体を知ったヒョヌ。
叶わぬ恋だと行方をくらましてしまうが、なんとへインは探し出してヘリでヒョヌの元へやってきた。
それから時が経ち、2人は結婚。
結婚して3年が経つが、今では冷え切った関係だった。
冷戦状態
2人は同じクイーンズグループで働いていた。
法務部で働いているヒョヌがへインと違う考えを発言すると、「そんなの求めていない。私の決定が絶対。」と譲らず強情なへイン。
情に厚いヒョヌの事をへインは憎らしく思っていた。
家族の中でもヒョヌは立場が無かった…。
表向きはうまくいっている結婚生活を装っていただけに、嘘で塗り固められた世界に息が詰まるヒョヌ。
自分のことを大切に扱ってくれるのは、実家の家族だけ。
それでも、離婚しようとしているヒョヌに対して、家族は思いとどまるよう言いくるめようとしていた。
家族の反対を押し切ってでも、離婚しようと誓ったヒョヌは、ある日”離婚届”を渡そうとする。
病気発覚
“離婚届”を渡そうとしたそんなとき、へインは自身が余命宣告(3ヶ月)を受けたとヒョヌに告げる。
離婚したかったヒョヌにとっては、ラッキーとしか言いようがなかった。
しかし、本心を隠して悲しむふりをするヒョヌ。
病気が分かってから、まもなくしてへインの体には症状が現れるように。
記憶が途切れるようになっていた。大事な約束を忘れることや、何をしていたか思い出せないことも。
痛みが伴わないためやりすごしていたが、それは【クラウド細胞腫】だった。
ひどくなると幻覚や、人格障害もでてくるというが、現時点で治療方法はなかった。
そんな大病が発覚してもなお、売上が1兆を超えたら百貨店をもらえると祖父から言われているへインは、意地でも家族には病気のことを打ち明ける気がなかった。
一方ヒョヌは、へインが病気であることをあっさりヤンギ(友人)に話していた。
ヤンギに悪だくみを吹き込まれたヒョヌ。
遺書には自分(ヒョヌ)に遺産を与えないと書いていたが、どうせなら遺産をもらおうと考える。
そうしてあと3ヶ月で遺書をへインに書き換えさせるため、へインの気持ちを自分に向かせると決意する。
以降、ヒョヌの態度は一変。誰もが引くぐらい急にへインを気にかけていた。
意外な展開
しかし、そんなヒョヌの姿を見たへインは、「自分が生きることを望んでいる!」と勘違い。
ヒョヌの為に頑張って生きることを決意。
ヒョヌの心とは裏腹に…。(ヒョヌは、生き残るのが”奇跡”と言われたへインの病気が、治ってしまう可能性はどのくらいか調べていただけ…”奇跡”が起こってほしくなかったから)
そんな時、ユン・ウンソンと再会。
大学時代とは違い、今や中東のオイルマネーで大成功。
アポが取れないほどの大物、ユン代表になっていた。
そんなウンソンとヒョヌは、会って早々お互いに対抗心を燃やしていた。
そんなあるとき、狩猟をしていたへインはイノシシに襲われそうに。
自らの危険を顧みずに自分を守ってくれるヒョヌの姿にドキッとするへイン。
ある日、弟の離婚が心配で、へインに離婚を思いとどまるようメッセージを送ったヒョヌの姉ミソン。
しかし、離婚をへインに伝えていないヒョヌはこっそりメッセージを消そうとする…
そんなこととはつゆしらず、へインはまたもや自分の事を想っていると勘違い。
一方で、ヒョヌはその時はじめてへインの携帯電話のロック番号が、流産した子の予定日だったことを知る。
お互い、知らず知らずのうちに心がときめくようになっていた。
そんなある日、へインはついに病気を治せるかもしれない研究論文を見つける!
喜ぶと思って話したへインだが、ヒョヌは手放しでは喜べなかった。むしろショックを隠せない…。
恋の始まり
いつの間にか気が付いたら知らない場所にいるへインと、そんなへインを心配でたまらないヒョヌ。
いつしかお互いかけがえのない存在になっていた。
そんな時、治ると希望をもって、1人ドイツへ行くへイン。
しかし、現状治す方法は見つからなかった…そんな時、へインを追ってドイツまで駆けつけたヒョヌ。
「望んで結婚したなら、どうして僕をそばに置かないんだ。」と心配のあまり強い口調で言うヒョヌに、「私はいつでも1人はイヤだと思っていた。」と言うへイン。
ようやくお互いを大切に想う気持ちが言葉にできた2人は抱きしめ合い、キス。
その後も、夫婦とは思えないほど、ぎこちなく過ごす2人だった。
一方、韓国ではウンソンと、スチョルの妻ダヘが、へインの実家を探っていた‥
9歳の時、ボートに乗っていたへインは、原因不明の事故に遭ってしまう。
自分は助かったが、兄スワンは亡くなってしまう…
以降、母ソンファはへインを許さなかった。
亀裂
そんな時、会長(ホン・マンデ)の部屋で盗聴器が見つかる。
一方で受信機がヒョヌの部屋で見つかったと一家は大騒ぎ。
さらには、ヒョヌが隠し持っていた”離婚に関する合意書”も見つかってしまう。
ようやくお互いの気持ちが通じ合ったばかりだっただけに、へインは当然ショックを受けていた。
そんなヒョヌは追い打ちをかけるように、離婚をしようとしていた理由をはっきり告げる。
しかしそれは、医者に「へインが生きる希望を見いだせていないから、無意識に車に飛び出すのかも…」と言われたから、
あえて憎まれ口をたたき、へインを怒らせ、悔しい気持ちを芽生えさせることで生きる希望を与えようとしていた。
が、ショックは大きく、また笑わないへインに逆戻り。
そして、へインは、徹底的にヒョヌの粗探しをしようとしていた。
当然2人は、仕事中にもギスギス。むしろ恐怖の紅白戦が繰り広げられていた。
ところが、いくらヒョヌを探っても、怪しい行動は何一つ見つからなかった。
唯一使っていた多額のお金さえも、社員の家族の葬儀に送っていた花輪。
しかも、自分名義ではなく、へイン名義で。
ウンソンの正体
へインの仕事を手助けしたウンソンは、見返りにヒョヌとの離婚を求めていた…。
そんな中、ウンソンを怪しく思ったヒョヌは彼を徹底的に調べ始める。
12歳の時に在米韓国人の養子に。
その後、家は豪邸に移り、学費が高い私立に入学。
ところがそんな時、養父母2人は、飲酒運転で事故死。
(普段お酒を飲まないのに、飲酒運転での事故死と言う疑惑付き…)
離婚
へインの記憶が飛ぶことが頻繁に起こるようになっていた…
そのせいで、最近怒っていたへインが、少し優しい以前のへインに戻ってしまった。
つい涙が溢れるヒョヌ。
忘れてしまったへインに、もう一度”離婚を考えていたこと”を素直に話す…
徐々に思い出したへインは、ヒョヌとの離婚を決意。
2人の関係は、完璧に冷え切っていた…
離婚が成立してもなお、気になるのはやはりヒョヌの行動。
ヒョヌの行きそうな店を訪れては、ヒョヌの自分への気持ちをこっそり盗み聞きするへインだった。
モ・スリの企み
ヒョヌは、盗聴器を設置し、自身に罪を擦り付けた人物を探していた。
すると叔母とヒョヌは衝撃な話を聞く。
モ・スリの本名がオ・スニョンであり、息子が1人いて現在34歳。
しかし、死亡届が出されているということ。
服役中に出産し、希望常緑園という施設に預けた。
それは、ホン・マンデ会長とモ・スリが支援していた施設。
今はもう火災で施設がなくなってしまったが、ウンソンは当時施設にいたコに似ているという…
つまり、ユン・ウンソンとモ・スリは親子だということ…。
モ・スリとユンソンは、結託してクイーンズグループ創設一家を追い出そうとしていた。
それなのに、会長はモ・スリを信頼して金庫番を任せてしまう。
そんなある日、会長80歳の誕生日イベントが開催された。
スチョルが家に帰ると、ダヘの姿はなくなっていた。
(年齢、学歴、出身など全て詐称した上、息子ゴヌも2人の子ではなかった)
一方、会長はモ・スリによって毒薬を飲まされ、心臓発作を発症。
会長の法廷後見人を示す委任状を書かされてしまう・
そうして、モ・スリによって全てを乗っ取られ、一族は路頭に迷う。
創業者一家が経営権を剥奪されるという大騒動に発展。
ヨンドゥリ村生活スタート
社用車、運転手、携帯、法人カード、家、会社の鍵を全て使えなくなってしまった一族はなんとヒョヌの実家へ‼‼‼‼
まさかの元夫の実家に財閥一家がやってくるという誰も予想していない展開に。
一方、ウンソンは、へインの診察券を発見。
クラウド細胞腫で、脳神経の周囲に腫瘍が転移していることを知る。
へインを助けたいウンソンと、モ・スリは次第に仲違いし始める。
そんな時、ヒョヌは不正行為により待機命令と言う人事発令が出てしまう。
もちろんそれはヒョヌを前科者にしようとしていたウンソンがでっち上げたことだった。
へインの告白
ウンソンはクイーンズグループの会長に就任。
その会見で、へインはウンソンからの脅迫を受けたこと。
そしてヒョヌに濡れ衣を着せて刑務所に送ろうとしていたと証明できる音声もあること。
さらに、自身が余命宣告されたこともあわせて公表した。
病気のことなど全く知らなかった家族は、驚きと悲しみが一気に押し寄せていた。
特に、いがみ合っていた母は、反省と後悔でいっぱいだった…
病気発覚が糸口となり、ようやくお互いの思いを話し、わだかまりがなくなったへインと母。
その頃、会長は意識を取り戻すが、記憶喪失になっていた。
一方、ウンソンはヒョヌを消そうとし、ヒョヌはウンソンが血眼になって探している会長が隠し持っている9000億ウォンを横取りしようとしていた。
家族団結してそのお金を取り戻そうとしていた。
が、そんなあるときへインの病状は悪化する。
ヒョヌだと思い、ついていった相手がなんとヒョヌではなく、ウンソンだった…。
いたたまれない気持ちになったへインは、一緒に帰ろうというヒョヌを振り切り、ウンソンの元へ。
一方、1人になったヒョヌは、ピョン社長に”処理”されそうになり、命が危険にさらされていたが、なんとか乗り切り、傷を作ってへインの元に帰ってきた。
2度目のプロポーズ
2人の想いは募るばかり。
そうしてヒョヌは、へインに離婚を取り消そうとプロポーズ。
顔が分からなくなってきているへインは、自分に自信がなく、プロポーズを断ってしまう。
涙ながらに…
一方、9000億ウォン探しは続いていた。どうやら家の中のパニックルームにあると言う。
が、大金が見つかる前に会長は自ら命を絶ってしまう。
それは、モスリのいいようにしたくなかったから。
だが、思いむなしく、先に大金のありかを見つけたのはモ・スリだった…
そんな時、ドイツからヒョヌの元に電話が。
それはへインの治療が可能だと言う知らせだった。
しかしそれには、副作用が1つ…長期記憶を失う可能性があると言うこと。
つまり手術を受ける前の記憶がなくなるかもしれないということだった。
副作用の事をあえて知らされていないへインは、緊張がほぐれて、明るくなっていく。
新婚旅行以来のデートを楽しむ2人。そうして前向きになったへインは、ヒョヌとの離婚を取り消すことを決めた!
手術への葛藤
ヨンドゥリ村から帰り、へインとヒョヌは実家を出て、2人だけの”新婚生活”を始める。
一方、弟スチョルは良心に苛まれて帰ってきた妻のダヘと共にヨンドゥリ村に残っていた。
楽しく新婚生活を送っていたへインとヒョヌは、とうとう手術のためにドイツへ。
そしてドイツへ来て初めて、ヒョヌはへインに手術の副作用を説明する。
すると想像通り、動揺して手術を拒否したへイン。
ヒョヌや家族の説得でも、全くもって靡かない。
どうしても、自分の記憶がなくなり、”他人”になる事が嫌だった…
(そんな時、ヒョヌを消そうとしていたピョン社長の訃報が届く…)
ある時、ヒョヌとへインは車で出かけていた。
ヒョヌが車を降りた時、突然大型トラックが衝突…
車にへインが残っていると思ったヒョヌは、自分の事など顧みず、燃え盛る炎の中へインを救おうとしていた…
そんなヒョヌの姿を見たへインは、ようやく頑なに拒否していた手術を受けることを決意する。
そして手術当日。
へインの手術を待っているヒョヌだが、その最中、警察がやってきてピョン殺害容疑で逮捕されてしまう。
「妻が目覚めた時、そばに居たい」と訴えかけるも叶わず。
へインの記憶
そんな時、タイミングよくドイツの病院に現れたのは、ウンソン。
そして、へインの手術は無事成功し、目覚めた時に目の前にいたのもウンソンだった。
ウンソンは、ここぞとばかりに自分へへインの気持ちを向けようとするが、悲しいことにへインの第一声は、「ペク・ヒョヌ?」だった。
記憶はなくなっていたが、”名前”だけは憶えていた。
そして、へインはウンソンから、ヒョヌと結婚したが不倫されて離婚したこと、そして逮捕されたことも吹き込まれてしまう。
さらには、手術前の記憶を無くす前、へインが自身の想いやヒョヌとの思い出などを綴り、ヒョヌへ手渡したノートさえも燃やしてしまう…
1か月後、韓国へ戻ってきたへインは、心配し心待ちにしていた家族と再会するも、ウンソンから吹き込まれている為、全く家族の事を信じようとしなかった…
そうしてウンソンは、じわじわとへインとの”結婚”作戦を企てていた。
しかし、そんなウンソンの想いとは裏腹に、へインは怖いもの見たさに刑務所のヒョヌに会いに行く。
涙ながらに「頑張って出るから…健康に気を付けて…」と言い残すヒョヌに、なぜか胸がドキドキしていた。
間もなくして友人弁護士らの助けがあり、ヒョヌは釈放。真犯人が逮捕された。
ヒョヌの釈放を秘書と見に行くほど気になっていたへイン。
それ以降、ヒョヌが復職してから、へインとヒョヌは職場で顔を合わせるように…!
新しい2人の始まり
ある日、自分が自分の為に招待していた水族館へやってきたへイン。
するとそこにはヒョヌがいた。
へインは、自分とヒョヌの2人を1カ月前に招待していた。
するとしばらくして、2人が結婚した時の幸せな映像が流れ始める…。
それでもまだなんのことだかピンとは来ないへイン。
ヒョヌが去り際に、へインへ「ウンソンも疑え」と言ったことで、へインはウンソンにも疑いの目を向けるように。
そんなある日、ドイツから届いた手術前にへインが書いていたノートが焼却炉から見つかり、韓国のへインの元へ届く。
そのノートを開けると、ヒョヌへの想いがぎっしりと書き込まれていた。
すぐにヒョヌの元へ向かわずには入れなかった…
へインの車に発信機を付けていたウンソンはそれに気づいた…からこそ、へインを誘拐。
そしてそんなへインを探そうとして車に飛び出したヒョヌをウンソンは車ではねたのだった。
【最終回】生死を彷徨うヒョヌ
頭を強打してしまったヒョヌ。
肋骨骨折や、肝損傷などがあるにもかかわらず、病院を抜け出し、へインを探すためホン家の別荘と狩猟場がある場所へヤンギと向かっていた。
そんな時、へインは「一緒に国外へ行き、結婚しよう」と銃を片手にウンソンから脅されていた…
ウンソンとモ・スリが言い争っている一瞬をつき、へインを助けに来るヒョヌ。
寒空の下、それも山道を駆け抜ける2人だが、車で探し回るウンソンにすぐさま見つかってしまう。
へインが拒否しても「一緒にいこう」と譲らないウンソン。
そんなウンソンは警察が来てもなお、へインに銃口を向け、ついには発砲。
身代わりになって撃たれたヒョヌ。一方のウンソンは警察から撃たれて死亡。
救急搬送され手術を受けるヒョヌを待つへインは、ようやく記憶を取り戻す。
忘れてしまったことを後悔しながら…
そんな時、ウンソンの訃報を聞くモ・スリだが、息子の死よりも”会長就任”を確実なものにすることばかりを考えていた。
手術が終わったヒョヌが、目を覚ますのをただひたすら祈り、待ち続けていたへイン。
ようやく目覚めたヒョヌの第一声は、「大丈夫?」。
自分がこんな状況になってもなお、真っ先に心配するのはへインのことだった。
そしてへインは、容姿も良く、賢く、完璧すぎる!嘘をついているのでは?と疑うように。
【最終回】新たな幸せへの歩み
モ・スリといよいよ裁判での対決。
モ・スリはウンソンに罪を擦り付け、自身は救われようとしていたが、へインがモ・スリの罪を告白。
- トラック事故で殺人を企てたこと
- 25年前のボート事故を仕組んだこと
- 祖父の死に関わっていたこと
さらには、ホン前会長に毒薬を飲ませた映像が見つかったことから、殺人未遂容疑で逮捕される。
そうして、ホン一族は、持ち株も取り戻し、元の地位へと戻る。
へインにとっては、ヒョヌとはまだであったばかり。
結婚はまだ早い…と思っていたけれど、明らかに意識をしていた…
そんなある日、昔の関係について話す2人。
「お互い毎日の生活で疲れて、喧嘩して、失望するのが怖かった。」と。
続けて「そばにいるどんな時でも。ありのままで。それでよければ結婚してくれる?」とヒョヌはプロポーズ。
「交際初期だから段階を踏んで。」と照れながら言うへインだったが、まもなくして2回目の結婚がはじまる。
時が経ち2人の間には大切な子供が生まれ、幸せな人生を送っていた。
さらに時が経ち、老後。ドイツのへインのお墓に訪れていたのはヒョヌ。
ヒョヌが逝く時は、一人が迎えに来る。そうすると怖くない。一緒だから…
そうして2人の愛の物語は幕を閉じた。
(ヒョヌが亡くなり、へインが迎えに来て、あの世でも2人は幸せに過ごしたと言う設定?)
韓国ドラマ『涙の女王』感想・まとめ
とにかく、2人の顔面が美男美女すぎて、どんなストーリーでも観れただろうと思う程でした。
でも、それだけでは終わらせないのが、さすが。(当たり前か?!)
ツンデレなへインと、温かいヒョヌの恋愛がとにかく愛おしかったし、切なかったし、色んな感情にさせてもらえたな~という印象です。
ではではここで胸が高鳴ったシーンをご紹介!
キュンポイントのご紹介♡
- エピローグでの、ヒョヌがへインの生命線を足す姿にキュン♡(長く生きてほしいから😭)
- どんな方法であれ、へインを助けようとするヒョヌの行動が感激!(時には悪者にだってなれる男)
- 水族館でのプロポーズシーンがかっこよすぎ!
- 財閥で何一つ不自由のない生活を送ってきたへインに、些細な幸せを教えれるヒョヌの温かくて優しい姿がたまらない!
- ぎこちないけど、一緒に居たくて、無理やりこじつけた言い訳をして一緒に居るところが可愛かった。(元々夫婦なのに、初めて恋愛をしてる感じ♡)
- ヒョヌが自分の母に、へインの事を涙ながらに話し、万が一の場合は頼むと言ったシーン、号泣。
- へインがヒョヌの好きなところを真顔で言うところが可愛い。
- へインが一つずつ明かしていく秘密が可愛い♡(MP3、初恋相手、ヨンスク)
- スチョルがダヘを助けるために戦い、初めて男らしさを見せたところがよかった。
- 25年前、溺れているへインを救ったのがヒョヌ♡(韓ドラあるある展開だけど、この2人だから許せるキュンポイント)
とにかく、胸アツシーンが多めな『涙の女王』。
「キスシーンがやや少なめだったな~」、「もう一度結婚式のシーンを見たかった~」というのは正直ありますが、2人の感情の動きがこんなにたくさん観れて、私は満足です♡
とっても心が温かい気持ちになりました~!
主演の2人に加え、スチョルカップル、叔母カップル、両家族…全てが魅力的過ぎましたよね!
当分、『涙の女王』を超える作品は現れないだろうな~と腑抜け状態になりそうなほどです。
Netflixをご契約中の方はぜひご覧くださいね~♡
それでは、長文をお読みいただき、ありがとうございました!